三菱倉庫は3日、神戸港に立地する神戸支店新港第二営業所2号倉庫で再生医療等製品の製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得したと発表した。市場出荷判定前の輸入再生医療等製品などを対象に、製造工程での物流業務を担う。これまで培ってきた治験薬の取り扱いに関するノウハウや実績を生かす。同倉庫は保冷・常温・冷凍の各温度帯に対応した保管庫に加え、液体窒素凍結保存タンク、超低温フリーザーといった設備を備… 続き ...
■ハンファ、米造船買収韓国造船所は2024年、米海軍艦艇の建造とMRO(メンテナンス・修理・オーバーホール)事業で協力準備を具体化させることに成功した。ハンファオーシャンは同年以降、米海軍の4万トン級貨物弾薬補給艦「USNS WALLY SCHIRRA」に対するMROサービスを受注。韓国の造船会社が米海軍にMROサービスを提供する初めてだ。ハンファオーシャンは米海軍艦艇の建造に… 続きはログインし ...
【関西】井本商運は4日、京浜・阪神―九州航路で週2便定期配船しているサービスで、京浜―九州間の博多寄港を4月から当面の間週1便に減便する一方、京浜―志布志航路で直航サービスを提供開始すると発表した。京浜九州間の減便は、ターミナル作業員不足による博多港など各港での荷役遅延を理由に挙げた。変更後は京浜(土)―神戸(月)―同(木)―京浜(土)および京浜(水)―神戸(金)―博多/門司(土)―神戸(… ...
ヨコレイは3日、ベトナム南部ロンアン省に建設していた「ベンルック物流センター」が竣工したと発表した。収容能力は約4万5000トンとグループで最大。全自動ラックを採用したグループ初の全自動倉庫にもなる。最新鋭の次世代型冷蔵倉庫により、同国に進出する。新センターはベンルック県のフーアンタン工業団地内に位置し、ベトナムヨコレイ(関晋也社長)が運営する。同社は2023年、ヨコレイが100%出資で設… ...
国際物流大手キューネ・アンド・ナーゲル(KN)の2024年12月期のEBIT(金利・税引き前利益)は、前の期比13%減の16億5400万スイスフラン(CHF、約2760億円)だった。年前半のフォワーディングの落ち込みなどが響いたが、10―12月期に大幅な増益となり、新型コロナウイルス禍前に当たる19年の1・6倍の水準を維持した。組織と販売の合理化、カナダ、マレーシアでの買収も奏功した。24… ...
香港のドライ船主大手パシフィック・ベイスンの2024年12月期決算は、純利益が前の期比20%増の1億3170万ドル(約196億円)だった。秋までの堅調なドライ市況を追い風に、好収益を確保。金利上昇対策として負債を削減し、金利スワップを活用して金融コストを抑制したことも寄与した。売上高は12%増の25億8160万ドル、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)は4%減の3億3340万ドルだった… ...
修繕専業の三和ドック(本社・広島県尾道市、寺西秀太社長)は1日、7号ドックの延伸工事を完了し、供用を開始した。同ドックでは、長さを40メートル伸ばしたことで、入渠可能な船舶が6万3000総トンから7万3700総トン(PCC〈自動車船〉に限り7万6500総トン)に拡大。これにより内航船や近海船の大型化に対応するほか、入渠の柔軟性を高める。7号ドックは竣工した16年時点で長さ220メートル、幅… ...
日本航空(JAL)は3日、2025年夏季スケジュール(25年3月30日―10月25日)の国際線貨物専用機(フレーター)の路線便数計画を発表した。いずれも成田発着でベトナム・ハノイに週1往復で就航するほか、5月から台北・桃園へ往復便を開始。上海、香港との往復便も増便する。このほど、3機目のボーイング767型フレーターを導入したことでアジアの需要路線の運航便数を新設ないし増便する。新規路線とし… ...
多目的船の世界最大手BBCチャータリング(本社・独レーア市)の最新鋭船シリーズ「レイカーマックス」が日本に初寄港した。シリーズ第3船の「BBC GENOA」が2月17日に横浜港の本牧埠頭でプラント貨物を積載。レイカーマックスはデッキ上への超長尺カーゴ搭載に対応したフルフラットのハッチカバーと、トリプルデッキ(3層甲板)構造の貨物倉を有し、プラントや風力発電設備など多種多様な輸送ニーズへの柔軟性と… ...
国土交通省は4日、都内で「港湾のターミナルの脱炭素化の取り組みに関する認証制度の導入に向けた検討会」の第6回会合を開いた。カーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進するため、コンテナターミナルの脱炭素化の取り組みを評価するCNP認証制度案の取りまとめを行った。同制度は2025年度から運用を開始する。会合は非公開。稲田雅裕港湾局長が冒頭であいさつし、現在のCNP形成に向けた取り組みにつ… ...
三井E&S造船は4日、内海造船が建造したLNG(液化天然ガス)燃料フェリーにガス燃料供給装置(FGSS)を提供したと発表した。商船三井グループの商船三井さんふらわあが運航する「さんふらわあ かむい」(1万5512総トン)が対象。同船の設計初期段階から、最適な機器構成・燃料タンク容量を内海造船と共同で検討した。三井E&S造船は今回、ガスパートエンジニアリング、LNG燃料タンクを含むFGSS一… ...
デンマークのドライ船社ローリッツェン・バルカーズは2月28日、同日付で最高経営責任者(CEO)にジェイコブ・ウィンザレイク最高財務責任者(CFO)=写真=が就任したと発表した。前CEOのマーティン・エグヴァン氏はストレス関連の症状悪化により退任した。… 続きはログインしてください。