同胞なのに対立し、戦ってもいる。ともに危機に晒された時、それでも同胞は助け合えるのか。実際にこの現実を生きた人たちは勇気を出して助けをもとめ、求めを聞き入れ、そして助け合ったという。人々の顔ぶれが違っていれば、結果は違っていたのかもしれない。そうした ...
名探偵ポワロの第3弾。犯人は、本当に亡霊の仕業なのか?
プロデューサー兼監督の山田あかねさんの熱意と行動力、そして視点のユニークさで制作された唯一無二のドキュメンタリー映画。このレビューのタイトルにさせていただいた「迷ったら行く」は彼女の師匠格に当たる人物 ...
(C)Censor Productions Ltd/ The British Film Institute/ Channel Four Television Corporation/ Ffilm Cymru Wales 2020, All ...
オッサンどもが(若い男性も女性もいるが)、無感動、無関心で退屈しきった女子高生を手懐けようとしては逆搾取にあって撃沈していくという、なんとも皮肉で奇妙なロードムービー。しかし主人公のリリアンはリリアンなりに、自分で次の状況を切り開くし、ダルい無関心娘 ...
「ヒプノシスマイク」についてほぼなにも知らず、「ヒプノシスマイク」オタクの友人に引率されて、日本映画初のインタラクティブ映画に参加してみた。ヒップホップ属性も薄ければ平素ラップを好んで聴くわけでもないが、ここは推しとかがない分、本気の審査員として参加 ...
使い捨てにされる人間の命の扱いの雑さや、上っ面だけの空っぽ過ぎる支配者層など、これでもかというくらいにバカバカしく描かれ、グロテスクなブラックなSFコメディとして楽しめました。 トニ・コレットのささやき女将とか完全にギャグですし。
マルサの次はミンボーと、改めて伊丹監督の社会派の着眼点とエンタメの痛快さのブレンディングの妙が楽しめる快作です。名門ホテルで反社担当にされたサラリーマン達の悲哀と本音を描きながら、颯爽と現れるミンボー専門弁護士の水際立った対応振りが鮮やかです。伊丹作 ...
阪元監督らしい、というか、ベビわるらしい若い女性ふたりのわちゃわちゃ描写が炸裂、と思ったら、違う作品なのだから当たり前といえば当たり前なのだが、トーンも見せ方もかなり違う。原作にかなり忠実なノリだと思いつつ、そこは映像化の独特のノリでもあり、ルカと入 ...
正直、まったく怖いとは思えず、お話的に面白かったとも言えないのだが、マイカ・モンローやニコラス・ケイジはもちろん、脇にいたるまでみなさんがキャラ立ちしていらっしゃって、またどの瞬間瞬間も異様さと禍々しさに満ちていて、興味が途切れることなく観てしまった ...
浜辺美波さんが出演しているから見た映画でしたが、私はとても好きな映画でした。
ソジュを飲みながらソン・ジュンギ出演「このろくでもない世界で」を観る。韓国ノワールのスタイルをとっているけど実は青春映画だよね。そして、貧困が生み出す残酷な行き止まりの世界で、なぜ、チゴンは酒を飲まないのか、なぜ、ヨンギュを守ろうとするのかを考えると ...