諏訪大社上社の別院別当4ケ寺の一つで、かつて諏訪市神宮寺に存在した妙法院の護摩堂前にあった常夜灯の模写版画が、岡谷市長地小萩の真秀寺に寄進された。真秀寺は、妙法院護摩堂の本尊だった不動明王座像(岡谷市有形文化財)を祭っている寺。28日の同寺念仏講で奉納され、地域住民らに披露された。
駒ケ根市とこまがね市民活動支援協会は9日午前10時から、同市中央のこまがね市民活動支援センターぱとなで中高生~20代の若者世代を対象にした初の「ぱとな若者会議」を開く。若者から見た現在の駒ケ根やその魅力、地域の未来などについて、菓子やコーヒーを味わいながら若者だけで”ゆるっ”と語り合う集い。1日まで参加申し込みを受け付けている。
3日の桃の節句を前に、岡谷市川岸東の堀内一光さん(95)が大正時代に作られた「押し絵びな」13体を自宅で公開している。50年ほど前、近くにある妻の実家の蔵から見つかって譲り受けた人形は、面長の顔立ちと優美な曲線が特徴。「目にする機会が少ないと思うので、興味のある人に立ち寄ってもらえたら」としている。
伊那市は28日、国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」に不要になった市の備品を販売する公式ショップをアプリ上に開設した。初日はフィルムカメラやカセットレコーダーなど10点を公開。必要としている人に提供することでリユースの促進を図る。買い手とのやりとりの中で市の魅力発信にもつなげていきたい考えだ。
大規模な山火事や地震、水害などが発生した際に余儀なくされる避難生活。埼玉県八潮市で起きた道路陥没による避難というケースもある。いつどんな事態が発生しても対応できるようにするには、日ごろの備えが大切▼3月1日、6月1日、9月1日、12月1日は「防災用品点検の日」。備蓄する食料や飲料水などは賞味期限があることから定期的な点検を呼び掛けるために、「防災の日」の9月1日をはじめ3カ月に一度巡ってくるよう設 ...
原村の原中学校3年生25人が今年度、同校中庭で育てたブドウを使ったワインが出来上がった。同校の独自教科「原村学」の選択講座「原中ワインをつくろう」の取り組みで、77本が完成。27日は生徒が一人ひとり手描きしたラベルをワインボトルに貼り付け、完成を喜び合った。
伊那北高校(伊那市)と上伊那農業高校(南箕輪村)の生徒有志が企画運営する人工知能(AI)をテーマにしたイベント「近ミライ体験ラボ 私達の暮らしが激変I?」(いなまちたしゅう室、上伊那農業高校GLコース主催)が3月6日、同市荒井の市創造館で開かれる。両校生徒が連携した初のコラボレーション企画。専門家による講演や最新機器の体験を通じて楽しみながらAIや生成AIについて学ぶ。同世代の若者はもちちん、子ど ...
伊那市観光協会インバウンド部会は26日、市内を訪れる外国人観光客を迎え入れるための「翻訳アプリ講習会」を市高遠町総合福祉センターやますそで開いた。民泊や飲食店、宿泊施設などの関係者約15人が参加。スマートフォンにダウンロードした翻訳アプリを活用し、さまざまなシチュエーションでの外国人への対応を学んだ。
諏訪市は新年度から、国の都市構造再編集中支援事業を活用する上諏訪駅周辺の一体的整備に関連し、駅周辺の市道2路線で車道と歩道の改修を進める。2026年度まで2カ年かけて車道と歩道を同じ高さにしたり、路肩の幅を広げたりする工事を施し、にぎわい創出に向け、心地よく歩けるウオーカブルな道路空間を創出する。27日の市議会3月定例会代表質問で樫尾政行建設部長が明らかにした。
3月は学校の卒業式や企業の転勤、定年退職などがある別れの季節。同時に多くの人が人生の節目を迎え、新たなスタートを切る時期で、花を贈る機会も増え、生花店にとっては書き入れ時となる。
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」。江戸幕府を開いた徳川家康の家臣・本多重次が1575年の「長篠の戦い」のさなか、妻に向けて書いたといわれる手紙。この簡潔な一文が、火災予防の言葉として広く知られる「火の用心」の始まりとされる▼岩手県で大規模な山林火災が発生し、住民に避難指示が出された。住宅にも延焼。もくもくと上がる白煙の勢いはすさまじく、真っ赤な炎に包まれた山々が被害の大きさを物語る。
岡谷市立岡谷図書館は、母国を離れて暮らす外国籍の人に向けた「多文化サービス」を提供している。外国語の本を集めた特設コーナー、多言語の書架配置図などを設け、施設利用や多文化理解につなげていく。コーナーでは、おかや文化振興事業団国際交流センターと同市の姉妹都市である米国ミシガン州マウント・プレザント市から寄贈された絵本など合わせて61冊を紹介している。