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20数年ぶりに来日した世界的なギター・デュオ、アサド兄弟を中心に、様々なジャンルのトップギタリストたちが紀尾井ホールに集った。オープニングステージに登場したのは、韓国系ベルギー人のデニス・ソンホ。城戸かれんら5人の弦楽器奏者とのアンサンブルだ(なおギ ...
東京フィルの4月定期は桂冠指揮者の尾高忠明が登場し、彼とゆかりの深い作品を集めたパーソナルな構成となった。円熟の極にあるマエストロの長いキャリアを映す一夜。
4月の都響定期Bシリーズ。音楽監督・大野和士の指揮で、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番(独奏はキルギス出身のアリョーナ・バーエワ)とチャイコフスキーの交響曲第5番が披露された。
少し遡るが2024年10月27日、ピアチェンツァで観た「エジプトのモーゼ」から始める。ロッシーニがイザベラ・コルブランをヒロインに想定して書いたオペラ・セリアだが、作曲家自身が「オラトリオ」と呼んだように宗教色が強く、ヴェルディが「ナブッコ」の参考に ...
東京・春・音楽祭2025の最終公演となるジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団によるヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」を取材した。ノット&東響コンビの同音楽祭登場は初めて。彼らがこれまで演奏会形式で上演してきたリヒャルト・シュトラウスらのオペラと同 ...
佐渡裕&新日本フィルハーモニー交響楽団の3シーズン目のオープニングは、佐渡の師であるバーンスタインの交響曲第3番「カディッシュ」をメインとするプログラム。佐渡はこれまでに「カディッシュ」を2度CD録音(フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、及び、トー ...
紀尾井ホール室内管弦楽団が、このたび新シーズン初回の定期演奏会に迎えた指揮者は、サッシャ・ゲッツェル。8年ぶりの客演だという。ウィーン出身ということで、まずは前半部でその矜持(きょうじ)を示す3種もの名刺を並べた、ということだろうか。だが、負担も小さ ...
2年ぶりにNHK交響楽団に登場した名誉指揮者のパーヴォ・ヤルヴィは、二つめの演目のBプログラムでストラヴィンスキー、ブリテン、プロコフィエフと、得意にする20世紀ものに腕を振るった。この手のちょっと尖った演目ではパーヴォ最良の面が出やすい。N響とのコ ...
東京・春・音楽祭の柱であるリッカルド・ムーティが今年もお気に入りの東京春祭オーケストラを指揮して圧巻の演奏を披露した。
東京フィルを指揮したコッラード・ロヴァーリスがまたいい。ロッシーニ「セミラーミデ」序曲は快活なクレッシェンドが心地よく、続けてオペラ全曲を聴きたくなったが、そんな指揮者を得てオロペサの歌はさらに躍動する。ベッリーニ「清教徒」の〝私は美しい乙女〟では舞 ...
ウクライナ出身で、欧州各地で高く評価される女性指揮者、オクサーナ・リーニフ。東京・春・音楽祭の「蝶々夫人」で、読売日本交響楽団と初共演したのに続き、名曲シリーズに登場した。「蝶々夫人」でとりわけ感心したのは強弱の付け方だった。