日本船主協会は4日、長澤仁志副会長（政策委員長）ら船協幹部とパナマ運河庁（ACP）のリカウルテ・バスケス長官らACP関係者との対話を3日に実施したと発表した。船協側はパナマ運河の船種間の公平な通航機会確保に向けて、一部船種に対する通航予約枠の偏重の是 ...

2025年初頭から軟化が続いていたアジア発北欧州向けコンテナ運賃（スポット）が、約2カ月ぶりに上昇した。コンテナ船社による値上げ効果に加え、MSCが欧州航路に投入している2万TEU超型のメガコンテナ… CMA―CGM、24年純利益57%増。コンテナ輸送量増寄与 仏 ...

【ロングビーチ=岬洋平】米金融サービス大手S&Pグローバルが主催するコンテナ物流に関する国際会議「TPM」が3月2日、米ロングビーチで開幕した。会期は5日まで。3日には、世界最大のコンテナ船社MSCのCEO（最高経営責任者）、ソーレン・トフト氏が登壇 ...

【関西】神戸税関がまとめた1月の神戸港概況（速報値）は、総額が前年同月比13%増の9608億円だった。うち輸出は3%増の5093億円、輸入は29%増の4515億円。主要品目は、輸出がプラスチック（5%増、377億円）▽織物用糸・繊維製品（9%増、225億円）▽建設用・鉱山用機械（42%減、208億円）―など。輸入は衣類・同付属品（39%増、364億円）▽無機化合物（10%増、210億円）▽… ...

【関西】大阪税関がまとめた1月の大阪港概況（速報値）は、総額が前年同月比9%増の9029億円だった。うち輸出は1%増の3067億円、輸入は13%増の5962億円。主要品目は、輸出が半導体等電子部品（21%増、388億円）▽プラスチック（1%減、210億円）▽コンデンサー（19%減、198億円）―など。輸入は衣類・同付属品（15%増、746億円）▽肉類・同調製品（4%増、335億円）▽織物用… ...

■ハンファ、米造船買収韓国造船所は2024年、米海軍艦艇の建造とMRO（メンテナンス・修理・オーバーホール）事業で協力準備を具体化させることに成功した。ハンファオーシャンは同年以降、米海軍の4万トン級貨物弾薬補給艦「USNS WALLY SCHIRRA」に対するMROサービスを受注。韓国の造船会社が米海軍にMROサービスを提供する初めてだ。ハンファオーシャンは米海軍艦艇の建造に… 続きはログインし ...

多目的船の世界最大手BBCチャータリング（本社・独レーア市）の最新鋭船シリーズ「レイカーマックス」が日本に初寄港した。シリーズ第3船の「BBC　GENOA」が2月17日に横浜港の本牧埠頭でプラント貨物を積載。レイカーマックスはデッキ上への超長尺カーゴ搭載に対応したフルフラットのハッチカバーと、トリプルデッキ（3層甲板）構造の貨物倉を有し、プラントや風力発電設備など多種多様な輸送ニーズへの柔軟性と… ...

LPG（液化石油ガス）元売り大手アストモスエネルギーは3日夕、都内のホテルでレセプションパーティーを開いた。山中光社長は「世界の脱炭素化に関する議論は、エネルギー安全保障や経済合理性などを踏まえた現実路線に戻りつつある。ガス体エネルギーの果たすべき役割はますます高まるだろう」と語り、エネルギーの安定供給に貢献していく姿勢を示した。パーティーには国内外の海運会社や造船所、石油メジャー、トレー… ...

【関西】井本商運は4日、京浜・阪神―九州航路で週2便定期配船しているサービスで、京浜―九州間の博多寄港を4月から当面の間週1便に減便する一方、京浜―志布志航路で直航サービスを提供開始すると発表した。京浜九州間の減便は、ターミナル作業員不足による博多港など各港での荷役遅延を理由に挙げた。変更後は京浜（土）―神戸（月）―同（木）―京浜（土）および京浜（水）―神戸（金）―博多/門司（土）―神戸（… ...

三菱倉庫は3日、神戸港に立地する神戸支店新港第二営業所2号倉庫で再生医療等製品の製造業許可（包装・表示・保管区分）を取得したと発表した。市場出荷判定前の輸入再生医療等製品などを対象に、製造工程での物流業務を担う。これまで培ってきた治験薬の取り扱いに関するノウハウや実績を生かす。同倉庫は保冷・常温・冷凍の各温度帯に対応した保管庫に加え、液体窒素凍結保存タンク、超低温フリーザーといった設備を備… 続き ...

造船・舶用工業の将来を担う若手人材を確保するため、神戸運輸監理部は舶用エンジンメーカーと連携し、神戸市立科学技術高校（神戸市中央区）で出前授業を実施した=写真。船に携わる仕事の内容や、環境対応のエンジン開発の取り組みなどを紹介。参加した生徒からは「将来のことを考える資料になった」などの声が聞かれた。出前授業は阪神内燃機工業、三井E&S　DU、ヤンマーパワーテクノロジー、ダイハツディーゼル各… ...

三井E&S造船は4日、内海造船が建造したLNG（液化天然ガス）燃料フェリーにガス燃料供給装置（FGSS）を提供したと発表した。商船三井グループの商船三井さんふらわあが運航する「さんふらわあ　かむい」（1万5512総トン）が対象。同船の設計初期段階から、最適な機器構成・燃料タンク容量を内海造船と共同で検討した。三井E&S造船は今回、ガスパートエンジニアリング、LNG燃料タンクを含むFGSS一… ...