東京電力は3月12日に、2024年度最後となる処理水の海洋放出を開始する方針を示した。 2023年8月に始まった福島第一原子力発電所での処理水の海洋放出をめぐっては、これまでに通算10回、タンク78基分ほどが薄められて海に放出されている。
強制起訴から9年、福島第一原発事故を巡る刑事裁判で、東京電力旧経営陣の無罪判決が確定する。 東京電力の勝俣恒久元会長など旧経営陣3人は、福島第一原発の津波対策を怠り、原発事故に伴う避難で近くの病院の患者を死亡させたなどとして強制起訴された。 1審と2審では、いずれも無罪判決が言い渡され、検察官役の指定弁護士が上告していたが、最高裁は6日までにこの上告を退ける決定をした。 告訴人は会見で「3月11日 ...
福島県西会津町にある東北電力の上野尻発電所。年間8万9000世帯分の電力を供給している。3月6日は、18年ぶりに行われている大規模な点検の様子が公開された。 大規模な点検を受け、機器を持ち上げる作業が行われていた。この機器なんと145トンあるという。 点検は発電所の心臓部にあたる水車発電機を停止したうえで、1つの1つの部品に分解し、異常がないかを調べ、必要に応じて修理する。今回は3号機が対象で、1 ...
JR東日本によると6日午前1130分ごろ、東北新幹線はやぶさ・こまち21号は上野~大宮駅間で連結している車両が分離して停車した。この影響で東北・上越・北陸新幹線は上下線で運転を見合わせていて再開の見込みは立っていない。 (12:00時点) ...
福島県南相馬市は、帰還困難区域に設定されている小高区金谷の1世帯の住宅や周辺の道路などを含む約3.7ヘクタールについて、特定帰還居住区域に設定する計画を作成した。 3月6日開かれた会議で福島県は計画に同意し、これをうけて南相馬市はすみやかに国に計画を申請する方針。
東日本大震災から14年。4年半前に福島県浪江町での生活を再開した男性はいま、自身の選択が正しかったのか、苦悩する日々を過ごしている。期待を抱き帰還したはずの住民の心にどんな変化が起きているのか? ■故郷に帰還したものの 「警察署通りも駅前通りもね、たくさんのお店があって賑わってました。面影がないですね今は。人がいないですから」そう話すのは、2020年秋に浪江町に帰還した鈴木正一さん(74)。 故郷 ...
東日本大震災・原発事故から14年。福島の山野を駆ける野生動物との向き合い方も問われている。全国には、狩猟した野生動物を解体するなどの加工施設が772カ所ある。ただ福島だけが空白となっている。背景にあるのが原発事故による出荷制限と摂取制限だ。福島県内では、いまだ多くの野生動物が食べられない状況にある。原発事故後変わってしまった福島の野生動物との関係を考える。 ■ジビエに魅了された料理人 「牛肉とか豚 ...
福島県浪江町のJR浪江駅からFーREIまでの間のエリアを『公民連携まちづくりエリア』として、地域の住民や研究者などが共に生活しやすい場所をめざす。
3月5日の朝は福島県中通りでも湿った雪が積もった。その雪の中を歩く受験生にとっては運命の一日。4日夜から交通機関にも影響が出たが、十分に備えて全力を尽くした。 重く湿った雪が積もった5日朝の福島県内。
3月6日午前8時から通行が再開されるのは、福島県猪苗代町の横向温泉から野地温泉へと向かう4.5キロの区間。
福島県西郷村で2人が死傷した事故の裁判で、被告の男は起訴内容を認めた。
南岸低気圧の影響で、福島県内は4日夜から5日朝にかけて、中通りを中心に湿った重い雪が降り、玉川で18センチ、白河で14センチ、福島で7センチの積雪を観測した。 白河市で雪かきをする男性は「水分けっこう含んでるんで、ちょっと重いですね、やっぱり」と話す ...